バドミントンの起源。テニスのような羽子板のようなスポーツを知る。

みなさんは学生時代何部に入っていましたか?運動部で人気なものだとサッカー部や野球部、テニス部などでしょうか。他にも人気な部活としてバドミントン部がありますよね。

日本のバドミントン選手は世界的にも活躍しており、ニュースで報道されることも多いです。

今でこそ部活動にされるほど身近になったバドミントンですが、その起源はいったいどこにあるのでしょうか。バドミントンの歴史を辿りながら、テニスや羽子板などラケットを使ったスポーツについても調べていきましょう。

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バドミントンの起源

生まれはインド

バドミントンの起源には諸説ありますが、中でも有力であるとされているのが、インドが発祥であるという説です。

1820年頃、インドのプーナでは皮でできたボールをラケットで打ち合う遊びが行われていました。これはその地と同じ名前の「プーナ(Poona)」と呼ばれる遊びです。これだけ聞くとバドミントンというよりテニスのイメージが強いですよね。

その後イギリスによって文化輸出

当時インドはイギリスの植民地であったため、その遊びを現地で知ったイギリス人が自分の国にプーナを伝えたといわれています。このイギリス人がプーナを人々に紹介する際に、皮のボールの代わりにシャンパンの栓に鳥の羽をさしたものを使いました。これがシャトルへと変化していったのでしょう。テニスっぽかったプーナがバドミントンらしくなったのはイギリスに伝わった時だったのですね。

さらに、このイギリス人がプーナを紹介した場所がバドミントン荘であったため、この遊びがバドミントンと名付けられることになりました。バドミントンとはイギリスの邸宅の名前だったのです。

こうしてイギリスでバドミントンが広がっていき、1893年にはバドミントン協会が設立されました。そして世界中に広がっていくこととなるのです。

芝生の上に置かれたバドミントンラケットと2つのシャトル

ラケットを使った様々なスポーツ

バドミントンの起源について調べてきましたが、バドミントンの他にもラケットを使ったスポーツはたくさんあります。ここではバドミントンから少し視点を変えて、ラケットを使うスポーツをいくつかご紹介します。

羽子板(羽根つき)

これはあまり世界中に広まってはいませんが、日本人にとって馴染み深いものですよね。お正月の伝統的な遊びであり、ムクロジの種に羽をつけたものを羽子板で打ち合います。スポーツ性はあまり強くないですが、伝統的なラケット遊びです。

テニス

学生時代の人気部活ナンバー3にはいるであろうテニス。日本人選手の世界での活躍も多く報道されていますから、誰もが知っているスポーツです。テニスは野外で行われる、ネット越しにボールを打ち合うスポーツです。

バドミントンと比べるとラケットやボールそのものに重さがあり、コート内でボールがワンバウンドしても良いという点がバドミントンとの大きな違いでしょう。

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卓球

体育の授業でやったという人も多いのではないでしょうか。卓球は台の上にはられたネット越しに行うスポーツで、ラケット、球の大きさともにバドミントンよりもかなり小さいです。卓球もワンバウンドOKですが、テレビの試合をみてわかる通りかなりの俊敏性が必要なスポーツです。

この卓球の発祥起源国の事も知れば、きっと楽しんでもらえると思いますので是非、目を通してみてくださいね。

卓球の起源を知る。あの国が起源じゃない事に驚き、日本の功績に驚く。

バドミントン起源まとめ

バドミントンの元となったものが生まれたのはインドであり、バドミントンとして広まったのはイギリスからでした。

バドミントンの他にも様々なラケットスポーツがあり、今回紹介したのはそのごく一部でしかありません。マイナーでもおもしろいラケットスポーツが他にもたくさんあります。

道具をそろえるのが少し大変ですが、気になったラケットスポーツをやってみたら、意外とはまってしまうかもしれませんね!

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