だるまさんがころんだ。意味の真実と遊びの由来とを併せて調査した。

誰もが子供のころに一度は遊んだことがあるのではないでしょうか。

「だるまさんがころんだ」

なぜこの「だるまさんがころんだ」はそもそもモデルがだるまなのでしょう?

「だるまさんがころんだ」という意味と遊びができた由来も共に調べていきましょう。

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「だるまさんがころんだ」を紐解く

言葉ではなく字数がキー

「だるまさんがころんだ」これは切りのいい数字の10までを数える代わりと言われています。

「だるまさんがころんだ」はちょうど10文字ですので、「だるまさんがころんだ」を唱えると10という数字を数えたことと同じとなります。

では、なぜ10を数える代わりに「だるまさんがころんだ」と言うようになったのでしょう。実は、これについては定かになっていません。

おそらく「だるまさんがころんだ」は子供の遊びなので、子供が10を数える代わりで語呂が良く、10を数えるよりも早く言える言い回しとして「だるまさんがころんだ」を生み出したのではないでしょうか。

これはもう子供だけが持っている天才的で柔軟な発想で「だるまさんがころんだ」という言い回しが生み出されたと言わざるをえません。

実際に1から10までを数えるためには、「いち、に、さん、し、ご、ろく、なな、はち、く、じゅう」と17字を要してしまいますので、10字で言える「だるまさんがころんだ」がいかに万能かというのが分かります。
ひとりでだるまさんがころんだをするスーツの若い男性

だるまさんがころんだの基本ルール

遊び方としては、鬼を一人決めて、鬼は木や壁などの一か所を起点とし、その他の参加者は起点から一定程度離れた場所から遊びは始まります。

鬼は起点となる木や壁の方を向き、だるまさんがころんだと掛け声をあげ終えてから参加者の方を振り向きます。

参加者はだるまさんがころんだと掛け声があがっている間に鬼の方へ近づいていき、鬼が振り返った時には動くことができず、静止していなければなりません。

この行為を繰り返し、鬼が振り向いたときに静止できなかった参加者は鬼に捕まったとみなして鬼と手を繋いでいき、動かずに上手に鬼に近づいた者が鬼と捕まった者との間で繋いでいる手を触ると再度鬼以外の全員が鬼より遠くへ逃げていくことができます。

こうして、また鬼は一人一人を捕まえていき、全員が捕まったら最初に捕まった参加者が鬼になり、捕まえている途中で手を触られたらまたやり直しとなります。

地方によっては多少ルールが違っていたりしますがこれが一般的な遊び方でしょう。

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地域による言い回しの違い

地域によっては「坊さんが屁をこいた」などの別の言い回しもあります。

一般的には「だるまさんがころんだ」と唱えますが、地域によっては「坊さんが屁をこいた」とか、「インディアンのふんどし」「兵隊さんが通る」など同じ10文字の別の言い回しもあるそうです。

だるまさんがころんだの言い回しじゃなくても全て10文字で読み上げられるようになっている共通点がありますね。

だるまさんがころんだの発祥由来

だるまさんがころんだの由来は謎で歴史は浅い

「だるまさんがころんだ」の遊びはいつどのようにして生まれたのかは明らかにはなっていません。

明治時代の文献などには「だるまさんがころんだ」の遊びに関する記述は出てきませんので、
伝統的な子供の遊びというイメージがありますが、比較的歴史の浅い遊びのようです。

そしてこの「だるまさんがころんだ」という遊びは世界各国で似たような遊びがあります。

アメリカの「レッドライト・グリーンライト」やイギリスの「Grandmother’s Footsteps」がそれにあたります。

多少のルールは違いますが、基本的には日本の「だるまさんがころんだ」と同じ遊びです。

日本に根付いている物と思えば、ほとんど同じ形態で世界中に存在する文化もあります。いつも不思議に思います。こんなに共通点が多い文化がなぜ世界のあちこちに点在するのだろうかと。

まるで世界のどこかに共通の意思が存在する様ですよね。日本にあって世界中に点在する物事で「きつねの嫁入り」があります。

狐の嫁入りと言われる理由。由来は悲しい恋物語か、人の想像の賜物か。

動物の種類は違えど、天気雨は動物の嫁入りが関係している、なんてそうそう一致するものでしょうか?世界は不思議だらけです。きっとどこかにそうなった真実があるんでしょうね。

だるまさんがモデルとなった理由のひとつ

読者様からの貴重な情報提供で見えた真実

とてもありがたい事に読者様から貴重な情報提供があり、ここに追記させていただきます。

前項でも書きました通り、「だるまさんがころんだ」は歴史的に若く、多くが謎に包まれています。そのなかで、何故「だるまさん」なのか限りなく源流に近い情報をいただきました。

場所は埼玉県、やはりこのワードは子供が遊びを改善する為に試行錯誤した結果だったという事です。

1から10までを繰り返し数える事は、子供にとっては言いにくかったそうで、10数えるルールを10文字発声すればOKというルールに改変をしたそうです。

そしてなぜ「だるまさん」か、その答えは10文字の言葉を考えていた少年が、直近でみたアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で「だるま妖怪」の話が放送されており、その影響で最初の五文字「だるまさん」が確定したと教えていただきました

その少年は残りの五文字を試行錯誤した末についに「だるまさんがころんだ」という耳に残り、言いやすく、緩急もつけやすい為、よりゲーム性が増す素晴らしい文化を創造しました。

ご本人様も他の経緯で他地域で「だるまさんがころんだ」が発生した可能性もあるが、とお話しされていますが私が考えるに、全国に知れ渡る程の範囲で10文字という長めの言葉のシンクロが頻発する事はかなり確率が低いと思います。

つまりこの情報提供によるお話が「だるまさんがころんだの限りなく源流に近い発祥起源」と考えられます。【物事の起源、由来に思いを馳せて今へと繋ぐ】というコンセプトを持って活動する身としてこの糸紡ぎは言葉にできない程嬉しい物でした。

情報提供いただいた読者様、本当にありがとうございます。(2018年5月4日追記)

だるまさんがころんだの由来や意味まとめ

  • 「だるまさんがころんだ」自体に意味は無く、10文字で言い切れる文字数が重要
  • 地域によって様々な言い回しが存在する
  • 歴史は浅く明治時代の文献にも登場してこない
  • 海外にもほぼ同じ遊びが存在する
  • 埼玉県の少年が数えにくさを改良し「10数える」ルールから「10文字発声する」にルールを変更した
  • 最初の五文字「だるまさん」は少年が直近で見た「ゲゲゲの鬼太郎」の「だるま妖怪」のお話がきっかけ

いつ、どのようにして「だるまさんがころんだ」の基本ルールが生まれたのかまでは不明ですが、おそらくは子供が考え出した遊びであることは間違いないでしょう。

子供は何もないところから色々な遊びを考え出せる天才ですから、こうして現代までにも引き継いでいる遊びも生み出したのですね。そしてなぜ「だるまさん」なのかは読者様からの情報提供により限りなく源流に近い起源に触れる事が出来ました。

このような、現在までも脈々と遊ばれている「だるまさんがころんだ」

たまには童心に帰って、家族、友人、知人を誘って「だるまさんがころんだ」を遊ぶのもいいかもしれません。

多くの仲間で遊ぶことができる「だるまさんがころんだ」はより一層仲の良さを深めること間違いなしです。

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コメント

  1. なかじま より:

    はじめまして。
    私は1964年生まれの会社員です。
    私が小学校5年生頃(1975年頃)のことだったと思いますが、
    近所の子供たちとたびたび「だるまさんがころんだ」で遊んでおりました。
    よく思い出せないのですが、当時はまだこの遊びを「〇〇鬼」と呼んでいたように記憶しています。
    遊び方は同じですが、鬼は「だるまさんがころんだ」とは言わず1から10までを数えておりました。
    ただ、この遊びの特徴である「鬼が何度も繰り返し数える」ということは、子供にとっては結構大変なことでした。
    鬼としては早く数えたい、でも口が回らない。いきおい適当に端折る。
    「いちにさんし〇×#&・・くじゅ」といった具合によく聞こえないケースが頻発しました。
    ある日、遊びの最中に私はこの言いにくさが何とかならないかと考えておりました。
    「数字ではないもので数える、例えば「ちゅうちゅうたこかいな」と言った数え歌のようなものに置き換えられないだろうか」と。
    そして10文字を唱えれば10を数えたことにしようとルールを変えたのです。
    その10文字こそ「だるまさんがころんだ」でした。
    なぜ「だるまさん」が頭に浮かんだのかと言いますと
    直近で見たアニメ、ゲゲゲの鬼太郎が「だるま妖怪」の話だったからです。

    今から43年ほど前の記憶を楽しくたどらせていただきました。
    一歳年上の妻にこの話をしますと、自分は小学校低学年の頃に「だるまさんがころんだ」をやったような気がすると言っており年代に矛盾が生じますが、妻の記憶も正しいものかどうかわかりません。
    因みに、当時CMの影響だったか「インディアン嘘つかない」というセリフが流行っており、この「インディアン」を借りて10文字言葉「インディアンのふんどし」とし、実際に遊びの中で使っておりました。
    場所は埼玉県北足立郡伊奈町です。

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