子供が大好き雪合戦の起源は?スポーツ雪合戦なんて競技もある!

冬といえば雪。

大人にとっては雪って必ずしも嬉しいものではないかもしれません。しかし子供の頃、雪が積もったら誰しもがやったであろう雪合戦。

友達と夢中で雪玉を投げ合ってとても楽しかった記憶があるのではないのでしょうか。

この雪合戦はずっと昔から伝わってきたものです。一体どこからこんなにも楽しい遊びが伝わってきたのでしょうか。そんな雪合戦の起源、発祥を追ってみましょう。

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雪合戦の起源や歴史

雪合戦の始まりは相当古い

雪は現代だけでなく、はるか昔の日本にも降っていました。積もった雪をみて、雪玉を作り、人に投げてみるという遊びは自然に生まれてきたということは容易に考えられます。

ただ記録に残っているものとして最古のものは源氏物語であり、「雪ぶつけ」について記述されていました。つまり記録上は平安時代が雪合戦のはじまりといえるでしょう。

日本での雪合戦発祥地はここ

発祥の地はどこであるかといいますと…それは豪雪地帯としても有名な新潟県魚沼市です。実は魚沼市には「雪合戦発祥の地」という石碑が建てられています。

その昔、この魚沼市において長時間に及び戦いを繰り広げていた2人の武将がいました。2人は矢もなくなり、刀も全て折れてしまい体力も限界を迎えていましたので、やけになって雪玉を投げて戦っていたそうです。これが雪合戦の始まりだともいわれています。

平安時代はただの雪遊びでしたが、この2人の武将が戦ったからこそ「合戦」と呼ばれるようになったのかもしれませんね。

雪玉を持って微笑む若いアジア人女性

スポーツ化した雪合戦

遊びとしても現代も楽しまれている雪合戦ですが、実はスポーツとして成立していて、毎年日本で国際大会も行われているんです。

スポーツ雪合戦と国際大会ルール

雪合戦をスポーツ化したものはその名の通り「スポーツ雪合戦」とよばれています。

そのルールは、指定されたコートの中で1チーム7名(フォワード4名・バックス3名)で戦い、相手チームの選手全員に雪玉をあてアウトにするか、相手陣にあるチームフラッグを先に取ったほうが勝ちというものです。

1セット3分で3セット行います。2セット先に取ったほうが勝利となり、引き分けのまま時間切れとなると、コートに残っている人数が多いチームが勝ちです。

雪玉の数は1セットで90個までと指定されており、自陣側にあるブロックの後ろに設置しておきます。絨毯爆撃は不可能という事ですね。(笑)

このスポーツ雪合戦は現在10か国において大会やイベントが行われています。そのうちオリンピックの競技として登録されたらおもしろいですね。

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スポーツ雪合戦の歴史

スポーツ雪合戦は1987年に生まれました。そして北海道の壮瞥町(そうべつちょう)にて1989年雪合戦の初めての大会となる「第1回昭和新山国際雪合戦」が開催されました。そして1993年には日本雪合戦連盟が設立されます。

その後全国に広がっていき、現在では上は北海道から下は広島県まで幅広い地域で雪合戦の大会が催されています。

雪合戦の起源まとめ

遊びとしての雪合戦のはじまりは平安時代でした。しかしそれより以前からも雪がふれば子どもたちは自然と雪合戦をしていたと考えられます。

現在ではスポーツ化し、世界中でプレイされている雪合戦。これからさらに広がっていくのでしょう。戦略を必要としたスポーツですのであなたに意外な才能が眠っていて

スポーツ雪合戦を始めてみたら「名軍師」なんて呼ばれるようになるかもしれませんよ?

雪が降った日は家に閉じこもるのではなく、子どもにかえって雪合戦をしてみたら、意外と楽しめるかもしれませんね。

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