歴史あるゴジラの起源は多彩！名前の由来は意外に可愛い？

日本が誇る庵野監督のシン・ゴジラ。見ましたか？

エヴァ世代ど真ん中の私も勿論チェックしました！超独創的世界観を創り出す庵野秀明監督の映画です。どのような映画か楽しみでチェックしました。気になったらあなたも是非見てみてくださいね。

ゴジラとは非常に偉大な作品で、なんと岩波書店から発売されている広辞苑にまで記載されているという偉業を達成している神の名を冠するにふさわしい怪獣です。

では早速ゴジラという超生命体の起源へと突入するとしましょう。

あなたはゴジラと聞くとどんなイメージを持ちますか？ゴツゴツしたような、いかついイメージが思い浮かぶのではないでしょうか。

その名前の由来は動物の名前から来ています。絵本にもよく出てくるような穏やかそう？な動物が混ざっていました。では発表しましょう。ずばり！

【ゴリラ】＋【クジラ】＝【ゴジラ】

力強さを感じさせるゴリラと大きな体のクジラを合体させた造語なんです。

更に細かく言うと、当時の東方演劇部にいた網倉志郎という方が、【クジラが好物でゴリラの様な風貌のためあだ名が「グジラ」】という話を聞き付つけて、力強いゴリラと大きなクジラを繋げてゴジラにしようと思いつきました。

クジラの形をした雲なんてよく絵本にも描かれるし私は「クジラさんが元だったなんて可愛いな」と感じました。あなたはどう感じましたか？(笑)

昭和29年公開の映画です。この映画では、海底洞窟に住んでいたジュラ紀の生物が水爆実験で住処を追われ出てきた。とされています。また、映画の企画設定で『太古の恐竜』でした。因みに特撮担当された円谷氏は『大蛸』にしたかったそうです。

架空の島であるラゴス島で、密かに生き残っていたゴジラザウルスという名前の恐竜が水爆実験の放射能の影響で突然変異を起こして異常成長したものとされています。

紛らわしいのですが、畳紀後期頃に生息していたゴジラ”サウルス”という恐竜がいます。アメリカのニューメキシコ州クワイ群で化石が発掘されました。映画で出てくるのはゴジラ”ザウルス”でありこの恐竜とは関係ありません。(笑)

因みにこちらの恐竜の名は当然ゴジラから取った物ですが、理由はすごく単純です。記載者であるケネス・カーペンター博士が怪獣マニアであったため『怪獣王』の名を世界にとどろかせている【ゴジラ】から名前を取りました。

こちらの映画は言ってみれば「ゴジラ集大成祭り」のような映画でゴジラシリーズにでてくる怪獣たちが、それはもう「同窓会ですか？」と言わんばかりに登場します。

そしてこの映画でのゴジラの起源はというと、核実験や戦争の頻発によって目覚めた怪獣とされています。

因みにこの映画の世界ではゴジラは確認されていて、防衛部隊が編成されている世界となっています。そして一度南極での戦闘でゴジラを氷の中に封印する事に成功もしています。

が、大量発生した怪獣から人類を防衛し切ることは難しい、と判断し人間の手で眠らせたゴジラを再び人間が呼び覚まします。そして大量発生した怪獣を「怪獣王」であるゴジラ様に駆逐してもらおうとしている映画です。

ゴジラ、モスラ、キングギドラ三つ巴死闘映画です。こちらの映画ではゴジラはもう生物の域を超えている説明がされています。その内容とは

太平洋戦争で死んだ者の怨念集合体であると劇中で説明があります。

これ以上の説明はなく、設定資料等も見当たりませんでしたが・・・どうみてもゴジラって生き物ですよね？(笑)

2016年公開の映画です。エヴァンゲリオンで有名な庵野秀明監督のゴジラです。このゴジラでも劇中でゴジラの説明がされています。その説明は

太古から生き残っていた深海海洋生物が不法海洋投棄された大量の放射性廃棄物の汚染に適応進化した生物である。という事で、未発表ではあるがゴジラという名称は日本が発見する前段階で存在していました。

アメリカで「Godzilla」と呼ばれ研究されていたんですね。因みにどうでもいいですが発音はゴジラではなく「ガッズィーラ」です。(笑)

劇中の資料で『呉爾羅』の漢字や大戸島の呼称も出た事から1作目のゴジラを意識している事が分かります。

調べても調べても調べつくせない世界がゴジラにはありましたね。書籍でもゴジラ考察本なども多く出版されており、調べて読んで考えて、非常に飽きのこない素晴らしい作品ですね！

ゴジラの起源や発生理由はその時代背景により様々ですが、特に強調されて表現されているのは「核の恐ろしさ」なのではないでしょうか。人間のあまりに行きすぎた進歩により起こっている自然の歪みをゴジラは警告しているのかもしれません。

是非、ゴジラシリーズを最初から追ってチェックしてみてくださいね！