大手3社コンビニの名前の由来。歴史を辿ると氷屋に行き着いた。

日本全国で何万店と存在している、私たちにとって最も身近なお店であるコンビニ。

24時間営業しているため、急に必要になった日用品を買うのに便利なのはもちろん、限定スイーツがでていたり、1番くじが設置されていたりと、様々な楽しみ方ができるようになりました。私たちの生活に欠かせない存在ですよね。

店名も当たり前に口にしますが、なぜコンビニの名前がそのようになったか歴史や由来はご存知でしょうか。さっそく見ていきましょう。

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海外に行ったことのある方は、日本で見かけるコンビニを海外でも見かけて、安心感を抱いた経験のある方も多いのではないでしょうか。

今でこそ街にあふれかえっているコンビニですが、一体いつごろから24時間営業のコンビニが立ち並ぶようになったのでしょうか。まずはコンビニの語源から見ていきましょう。

コンビニの語源

語源は勿論英語から

コンビニの正式名称は「コンビニエンスストア」です。英語で表記すると「convenience store」です。

この「convenience」は「便利」という意味があります。つまり直訳すると「便利なお店」ということになります。確かに24時間営業していて、買い物だけでなく、宅配便やチケットの発券なんかができてしまうなんて、その名の通り便利なお店ですよね。

では次に日本コンビニ大手3社の名前の由来を見ていきましょう。

3大コンビニ名の由来

日本にはたくさんのコンビニが立ちならんでいますが、やはりピンとくるのは、【セブンイレブン】、【ローソン】、【ファミリーマート】の3社ではないでしょうか。

そんな全国展開している3大コンビニの名前の由来について、ご紹介していこうと思います。

  • セブンイレブン…創業時、午前7時~午後11時まで営業していたことから名付けられました
  • ローソン…ローソンを作った人がローソンという名前で、そのまま会社名になりました。当初はミルクショップだったため、看板が青とミルク瓶のモチーフになっています。
  • ファミリーマート…直訳すると「家族の市場」となります。「あなたとコンビにファミリーマート」といわれているように、コンビニと利用する人が、家族のような関係でありたいということから名付けられました。

今回は以上の3社の由来を調べてみましたが、それぞれに素敵な意味がありました。全国各地のコンビニの由来を調べてみても楽しそうですね。

コンビニの歴史を遡る

始まりはアメリカで意外な業態

コンビニの始まりは1927年、アメリカのテキサス州にある、氷販売店です。

当時このお店に、氷だけではなく、米やパン、卵など様々なものを売ってほしいという声が住民からあがり、氷屋で日用品を扱うようになりました。

そしてこの氷屋の営業時間は午前7時~午後11時まででした。この数字、なんだか聞き覚えありませんか。そう、このお店がセブンイレブンのはじまりだったのです。

ちなみに日本で初めてコンビニができたのは1974年、豊洲でオープンしたセブンイレブンが第一号店であるといわれています。

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24時間営業へ移行の歴史は曖昧

コンビニははじめ、24時間営業ではありませんでした。いつから24時間営業へなったのかというと、正確な年は実はわかっていません。

しかしセブンイレブンの生まれたアメリカでは1971年頃から、ほとんどのお店が24時間営業になったといわれています。

日本では1975年に福島県の郡山市にあるセブンイレブンが試験的に24時間営業をした結果、売り上げが上がったため、日本も24時間営業にシフトしていきました。

日本ではコンビニがやってきてまもなく、24時間営業になったのですね。

まとめ

コンビニについて、語源や歴史などさらっとまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。各会社ごとの思いがつまったコンビニの由来など、おもしろい発見もありましたね。

そしてコンビニの起源となる原型はまさかの氷屋という、もう業態自体が違う事に驚かれた方も多いのではないでしょうか。

多種多様なサービスを取り入れどんどん便利になっていくコンビニ。これからもきっと、私たちのそばにいて、様々なものを提供してくれるのでしょう。

起源となったお店の業種は違えど、お客様の声に応えたく、変化し続ける根底の精神は今も昔も変わらないままなんですね。これからのコンビニの進化がますます楽しみですね。

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