5月の大型連休をなぜ日本はゴールデンウィークと言うの?由来は?

月の上旬から連休があるゴールデンウィーク。休みを取れる方がほとんどいるため、レジャーや旅行などにおでかけをする方も多いのではないでしょうか。

そんな毎年のように耳にするゴールデンウィークですが、そもそも、ゴールデンウィークはいつから始まったのでしょうか。今回は、ゴールデンウィークの起源についてご紹介いたします。

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ゴールデンウィークの名前の由来

ゴールデンウィークを作ったのは映画業界

まずは、ゴールデンウィークの名前の由来からみていきましょう。ゴールデンウィークは、1951年に現在のゴールデンウィークの期間に映画館が『自由学校』という作品を上映していました。当時は、多くの人に映画をみてもらいたいと、考え出された和製英語がゴールデンウィークです。

連休の多い5月に映画をすすめた

また、ゴールデンウィークの由来はもう一つあるとされています。それが、5月は祝日が多いからという理由です。5月はこどもの日やみどりの日、憲法記念日など、さまざまな祝日が連なっています。そのため、この連休に映画をみてほしいとすすめたのが、ゴールデンウィークとされています。

視聴率の上がる習慣だからゴールデンウィーク

さらにゴールデンウィークが生まれたのは、もう一つ理由があります。それは、ゴールデンウィークやシルバーウィークなどの大型連休の期間は、ラジオの視聴率が多かった時でしたので、当時は黄金週間と呼ばれていました。しかし、あまりインパクトがないという意見もあり、ゴールデンウィークになったとされています。

満員になった劇場の観客席

ゴールデンウィークの休みの今と昔

現在のゴールデンウィークは、土日祝日の休みがとれることから、ある程度まとまった連休がとれる方が多い傾向にあります。しかし、以前のゴールデンウィークは休日が飛び、飛びになっている方も多かったため、飛び石連休とも呼ばれていました。

しかし、1985年の祝日法の改正によって5月4日が休日になってからは、飛び石連休とは呼ばれなくなりました。

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NHKであまりゴールデンウィークと言わない理由

NHKは1チャンネルと教育3チャンネルでおなじみの民放の放送局です。NHKでは、ゴールデンウィークのことを大型連休と報道します。NHKのニュースをみている方であれば、気になる方も多いでしょう。では、なぜゴールデンウィークとは言わないのでしょうか。

映画業界が名前の由来だから

ゴールデンウィークがもともとは、映画の宣伝のために作られた用語ですから、NHKとしてはゴールデンウィークという言葉を使ってしまうと映画業界の宣伝になってしまうからという理由でNHKでは『大型連休』と報道しています。

日本全国民が同じに日数の休みにはならないから

また、NHKがゴールデンウィークと報道しない理由はもう一つあります。それは、国民全員がゴールデンウィークを過ごしているとは限らないからです。そのため、ゴールデンウィークをとれない方々の配慮のために『大型連休』として表現されています。

こんな優しさが隠れていたとは感涙ですね(笑)分かってるけど言わない優しさ。さすが細やかなところにまで気を配りきるNHKですね!

如何だったでしょうか。ゴールデン=金=特別といったイメージから、みんなが嬉しい休日が連続して発生するので「特別な週=ゴールデンウィーク」と思っていた方も多いのではないでしょうか。

色々と由来をお話しいたしましたが、映画業界が活発になるように、という本音と建て前の合いの子の説もありますが、映画業界のお金が大きく動く稼ぎ時の週!という現実的な一面もあるんでしょうね!

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